2013年10月31日木曜日

新潟コミティアのポストカード

 こんばんは。
 今日は新潟コミティアで無料配布するポストカードの紹介です。

 今回はモノクロです。
 誤字がありますが、それは本番までに直します……!!



 スペース14bで無料でお配りしていますので、ぜひ、お越しください。

------------------------------------------
※無料版も完全版も配信中です。詳しくはHPへどうぞ!
※11月3日の新潟コミティアに参加します。スペースは14b です。

2013年10月30日水曜日

同人ゲームの作り方(平星高校ゲーム制作部編) 第6回

 こんばんは。
 第6回です。
 情け容赦なしの長文と絵なしです。

--------------------------------------

6:やりたいことを話し合う~企画の決定

 今回の話もメンバーのみんなとの話し合いについてです。

 企画のベース部分はすでに作成済みですが、メンバーの意見を集めたものにアップデートするのが目的です。
 つまるところ「企画内容を決める」ということです。

 それぞれ、やりたいこと、強化したいこと、不安な要素を出してもらいましょう。
 いろいろなアイディアが出ると思いますが、出すだけ出しましょう。今はまだ採用しないという判断はしなくていいです。
 また一度の話し合いで決まらないとは思うので、何度か分けてもいいと思います。

 今回は抽象的で説明はしづらいところですので、スターズ☆ピースの時のことを例に挙げます。
  ※このあたりの議事録は残していない上に、記憶があいまいなので、現実とは少し異なってる部分もあると思います。


 ○基本的なゲームの流れについて
  まずはアイディア出しのベースとするため、現段階で想定しているゲームの流れを確認しておきましょう。

  ①依頼がくる
  ②聞きこみをするためのクラスメイトを選ぶ
  ③選んだキャラクターに話を聞き、情報を集める
  ④集めた情報は1日の終わりに整理して、新たなピースを作り出す ⇒ のちに却下
  ⑤ピースを活用して、恋愛の応援や説得する
  ⑥リザルト
  ⑦友達ができる
  これを繰り返す。


 ○やりたいこと
  ここではやりたいことをどんどん列挙してもらいましょう。ムリっぽくても全然かまいません。

  ・自分も恋愛できた方がいいんじゃないか? ⇒ のちに却下
  ・30人以上のキャラクターを出したい
  ・10話くらい作りたい
  ・それぞれの話で固有のキャラクターが活躍してほしい
  ・大きな分岐を入れたい (第3話は剣道部がメインの話と引きこもりがメインの話があるとか)
  ・答えが一つというのは避けたい (恋愛応援成功のルートが一本道ではないようにしたい)
  ・男女向けにしたい (なので、男女のキャラクター数は同数。萌えな絵にしない)
  ・ゲームオーバーはなし。誰でもクリアできるようにしたい
  ・各キャラに専用のBGMを用意したい
  ・ボイスを入れたい ⇒ のちに断念
  ・口パク、目パチを入れたい ⇒ のちに断念


 ○強化したいこと
  企画段階での抱いていた懸念の解消や現在の企画書から伸ばせる場所について話し合いましょう。

  ・ビジュアルを独特にしたい
   マンガフレームはどうか? (ここでスタピーの絵的な特徴となる要素が生まれました)
  ・応援説得するときはとにかく逆転裁判みたいに派手にしたい(効果音も含め)
   マンガ的なビジュアルにするのなら、逆転裁判よりもマンガチックにさらににぎやかにできるはず
   アニメの「日常」的な定番だけど、多様な演出は使えないか?
  ・選択肢全てに意味を持たせたい
   ⇒スターポイントの誕生
  ・リザルトで友達になったご褒美がほしい
   ⇒ボーナスイラストの追加


 ○不安な要素
  現状で分かっている明らかな問題点も認識しあっておきましょう。ただし、解決法をここで見つける必要はありません。

  ・マンガフレームが実現できるかどうか
  ・情報を集めて、恋愛の応援(説得)するというシナリオ……果たして、最後までおもしろく書けるか。推理要素もあるので、困難になりそう。
  ・シナリオは分業できるか?
  ・30キャラ+αの物量を描ききれるか
  ・絵柄を合わせないと
  ・頭身も合わせないといけない。どれくらいがいいか?
  ・イベントグラフィックまで用意できるか
  ・ピースの数がヤバい
  ・効果音、どうしたものか
  

 箇条書きにするとあまり数がないですが(思い出せないだけですが)、私たちはだいたいこんな感じのことを話し合いました。
 わりと無茶言ってると思いますが、この段階では全然問題なしです。

 この段階で必要なのは、「作りたいものを話し合うこと」です。それが第一です。
 これは何のためかと言いますと、楽しいゲーム制作ができるようにビジョンを共有するためです。
 夢をみんなで共有しておくと、制作がスタートして、時間が経っても、方針がブレることが少なくなります。
 
 ここは1度の打ち合わせで終わらせるわけではなく、じっくりとやっていいと思います。
 ただ、締め切りは絶対に必要です。10日から2週間程度でしょうか。
 スカイプで話し合ってばかりはいられないと思いますから、チャットワークでグループを作って、意見を列挙してもらうのがいいでしょうね。
 またDropboxに専用のフォルダを作り、イメージ画像などのデータはそこに入れてもらいましょう。
 
 スタピーのときのビジュアル面……マンガフレームについても、チャットワークで提案されたものです。
 どうするか悩んでた時に、イメージ図を作って、こういうのはどう?みたいな投稿があって、「それ、いいね」って感じですね。

  
 とにかく「作りたいものを話し合うこと」に一応の決着をつければ(だいたいは締め切り日が来ることですが)、次のステップに進みましょう。
 それはまた次回。



 ※のちに却下、のちに断念という部分についてはまたいずれお話できればと思います。

------------------------------------------
※無料版も完全版も配信中です。詳しくはHPへどうぞ!
※11月3日の新潟コミティアに参加します。スペースは14b です。

2013年10月29日火曜日

同人ゲームの作り方(平星高校ゲーム制作部編) 第5回

 こんばんは。
 第5回です。

--------------------------------------------------

5:初めての打ち合わせ~ルールを決める
 
 今回も長いです。
 いろいろなツールを入れてもらい、制作の準備が整ったら、まずは話し合いをしましょう。
 実際に会って話してみるというのも手ですが、ハードルが高いので、スカイプがいいと思います。
 スカイプのボイスチャットもいいですが、それでも敷居が高いと思いますので、普通のテキストチャットで。

 まずチャットワークで都合のいい日時をヒアリングして、日時をセッティングします。
 そして、簡単なレジュメなりサマリーなりを用意しておきましょう。
 あらかじめ公開しておくといろいろ考えておいてくれるはずです。
 ①あいさつ ~ 自己紹介を兼ねて
 ②どういうものを作りたいか
 ③企画内容について
 ④個々人のスタンスについて ヒアリング
 ⑤運用について
 ⑥同人ゲーム制作のルール
 ⑦今後のスケジュールについて

 話すことが7つもありますので、時間はおそらく90分~2時間くらいになるかもしれません。 
 

 当日になりましたら、予定通りことを進めていきましょう。
 遅れる人もいるかもしれませんが、10分ほど待ったら進めちゃっていいんじゃないでしょうか。
 テキストチャットだとログを見てもらえるので、便利です。

 ①あいさつ
  これは普通の自己紹介ですね。
  自分が何を担当するかとか好きなゲームとかなんでも語ってもらうといいと思います。

 ②どういうものを作りたいか
  これまた一人ずつ訊いていくといいと思います。
  どうして同人ゲームを作りたいかって質問にも近いです。
  推理物のアドベンチャーが好きだからとか、リトバスが好きだからでもなんでもいいと思います。ざっくりと。

 ③企画内容について
  みなさんに企画書を見てもらってるはずですので、この企画をどうしたいかと印象を聞かせてもらいましょう。
  「フルボイスにしたいんだ」とか「俺は100人のキャラクターを描くから使ってくれ」とかこのゲームをどうしたいかを把握します。
  実現不可能とも思えることも、存分に言ってもらえればいいと思います。まだ夢を語っていい段階ですので。

 ④個々人のスタンスについて ヒアリング
  ここからわりと現実的な話をしていきましょう。
  メンバーそれぞれがどれだけ同人ゲーム制作につぎ込めるかを軽く教えてもらいます。
  「平日はできないけど休日に制作するよ」とか「毎日2時間ずつくらいがんばるよ」とか。
  うちのサークルでは教えてもらったときは月40時間くらいが多かったと思います。
  もちろん60時間、80時間やってくれる人もいますし、私は過渡期は120時間くらいはがんばってました。
  こうして作業のスタンスを把握することで、それぞれどれだけの物量をこなせるのかがわかり、ゲーム全体のボリュームがイメージできます。
  もちろん、活動時間が少なくても全然気兼ねしてもらう必要はありません。
  みんなで楽しくやることが大切ですので。

 ⑤運用について
  メンバーのスタンスがわかれば、念のためツールの運用について確認しておきましょう。
  チャットワークの使い方やスカイプで打ち合わせするのは土曜日が都合がいいんだとかいろいろ見えてくると思います。
  使い方がわからない人がいたら、しっかりとサポートしてあげましょう。

 ⑥同人ゲーム制作のルール
  ここでもう一つ重要なことを話し合います。
  面と向かい合って制作しない同人ゲームならではの恐ろしい事態を回避するためです。
  ・チェックや相談などのレスポンスが遅くなり、作業が滞る
  ・ふらっといなくなる
  だいたいこの2つが問題になります。
  なので、ルールを決めて、みんなに協力してもらうことが重要です。

  A:2日に1回は必ずチャットワークを見ましょう
  B:返信はすぐにしましょう。返信が遅れそうなら、後でしますと一声かけましょう
  
  他に決めるべきこともあるのですが、今のところはこれくらいでいいと思います。
  ルールは分かりやすいことと実行できることが大切ですので。
  他にも増やしておきたい場合は、相談すればいいと思います。
  
  ちなみに「ふらっといなくなる」は対応策がありません。
  そうさせないためにも普段からしっかりとコミュニケーションをとり、信頼関係を築く必要があります。
  なので、私たちにできることはAとBくらいのものなんですね。

 ⑦今後のスケジュールについて
  最初の打ち合わせはそろそろおしまいですが、今後どういう予定かをメンバーのみなさんに知ってもらう必要があります。
  次回も打ち合わせをしたいところです。
  何を話すかと言いますと、この企画についてです。
  シナリオのこと、ゲームシステムのこと、グラフィックのこと、そのほか気になること。
  どういうゲームを目指すのかを決める場を設けるということです。  
  
  メンバーのみなさんには次回の話題について準備をしてきてもらうようにしましょう。いわば、宿題です。
  こういう絵を描きたいとか、キャラクター作りたいとか絵についてやシステムはこうしたほうがおもしろくなるといったアイディアなどなど。
  一人一人に企画について考えてもらうことで、ゲーム制作に関わっているという気持ちを高めてもらいます。と同時に、このゲームは自分たちのものなんだという意識も芽生えさせます。


  そして、その打ち合わせが終えたら、再度企画内容を詰めて、仕様を決めて、スケジュールを決めて、そして制作に取り掛かると流れを説明しましょう。
  これで最初の打ち合わせは完了です。


 
 さて、最初の打ち合わせでディレクターは何を成し遂げるべきなのか。
 ひとつはメンバーの性格やスタンスがなんとなく読み取れたと思います。
 もう一つは、ディレクターとしての力をメンバーに知ってもらえたかと思います。
 いかにしっかりとしているか、先を見たかじ取りができているかを感じてもらうことが大切です。
 なぜなら、メンバーは最初は不安に思うはずです。「自分の時間が無駄にならないか、この人たちと作っていけるのか」。これを払拭し、安心感を持ってもらえたなら大成功と言えます。

 常に肝に銘じておいてほしいですが、同人ゲーム制作は各メンバーの投資によって完成します。
 しかも、投資はお金じゃなくて、時間です。膨大な時間。青春を削ってくれる人間もいるかもしれません。
 ディレクターはそんなメンバーの期待に絶対に応えなければ、なりません。
 ですので、みんなのことを把握して、今後、何ができて、何ができないのかをこの段階から考える準備をしなければならないのです。
 ディレクターが生半可な気持ちですと、絶対にゲームは未完成で終わってしまい、メンバーの期待を裏切ることになります。
 厳しくなる必要はありませんが、とてつもなく大きな責任感が必要です。


 なんだかビジネス書みたいなことになってきましたが、今回はこの辺でおしまいにします。
 次回はスタピーの実例に基づいたお話ができるかと思いますので、お楽しみにしてください。


 ※ディレクターの方はマネジメント系のビジネス書を読むのも多少は参考になると思います。
  ただ注意すべきはみんな、給料をもらってゲームを作るわけじゃないという点です。

--------------------------------------------------
※無料版も完全版も配信中です。詳しくはHPへどうぞ!
※11月3日の新潟コミティアに参加します。スペースは14b です。

2013年10月28日月曜日

同人ゲームの作り方(平星高校ゲーム制作部編) 第4回

 こんばんは。
 第4回です。
 本格的になってきました。

-----------------------------

4:便利なツールを揃える

 ②サークルのメンバーが快適に同人活動をできる環境を整える
 についての話をします。
 今回は長文なので、ご覚悟ください。
 またこれらは2年と少し前には便利ツールでしたが、今はさらに便利なものがあるかもしれませんので、あくまで参考程度としてください。


 ネットで同人ゲーム制作するためにはコミュニケーション……というか、基本的に対話が必要になります。
 まずはメッセンジャーを全員に入れてもらいました。
 定番ですが、スカイプです。
 一対一で話す時も複数人で相談する時にも便利です。
 自分のPC画面を相手に見せることができるのも、絵の確認や演出の挙動のチェックに便利でした(画面共有機能)。


 しかしながら、常にスカイプにログインしてるわけにもいきません。
 非リアルタイムなやりとりも必要です。
 というか、サークルメンバーの活動時間が一致していることは滅多にないので、こちらがメインになります。

 「メールでやりとりすればいいんじゃない?」と思われるかもしれませんが、かなり不十分になります。
 メーリングリストなどを活用すれば、複数人とのやりとりも不可能ではありませんが、引用のメッセージが多くなり、ごちゃごちゃになってしまいます。
 前回も書きましたが、「意思疎通」と「意識の共有」が重要なのに、ごちゃついてしまっては複数人との意識の共有は難しいです。
 
 というわけで、平星高校ゲーム制作部はメールをほとんど使わずにチャットワークを使いました。
 http://www.chatwork.com/ja/
 いわば、決められたメンバー限定のカテゴリで分けられるチャットなんですが、詳しくは↑のHPを見てください。

 こんな感じでカテゴリごとにグループ化して使いました(本当はもう少し多いですが)。
 ・グラフィック
 ・UI
 ・シナリオ
 ・スクリプト
 ・サウンド
 ・全体
 ・雑談
 
 話題ごとに分けているので、問題が分類されるのと、チャットなので話の流れがわかりやすいのと全員が確認しやすいので、情報にズレが出るってことがなくなります。
 というわけで、一人一人が「今、どういう状況なのか」と簡単に把握できるのが一番のメリットです。
 これはやはり大切なことです。自分の立ち位置を理解できることがモチベーションの維持にもつながりますので。

 話は少しそれますが、同人ゲーム制作以外の話題を書いていい「雑談」も大切です。
 しょうもない話題でもこまめに書いたりすれば、自分のことをメンバーに知ってもらえますし、メンバーもいろいろ書いてくれるなら、相手のことをよりよく知ることができます。
 みんなはどういう性格なんだろうとか考えなんだろうかと把握するのはディレクターとして大切ですので、ぜひ対話の機会を多く持ってください。
 相手を知ることは力を引き出すことにもつながりますので。

 ※今年の春頃のサンプルです。ロゴについて話してます。
  ちなみに名前を表示したままだとメンバーにアイコンや口調とかで怒られるかもしれないと思ったので、消しておきました。





 さて、コミュニケーション関係はこれくらいにしておいて、次はデータのやりとりです。
 ゲーム制作ですので、やはり素材の数が膨大ですし、容量も大きいです。
 チャットワークでもアップロードできますが、かなり不自由です。
 ですので、私たちはDropBoxを使いました。
 インストールしますと、フォルダへのドラッグ&ドロップだけでメンバーと共有できます。
 アップロードが遅いのが玉に瑕ですが、いつのまにか終わってますし、共有すれば、相手にもわかるので便利です。

 こちらもカテゴリごとにフォルダを分けて使います。
 が、これは普通のフォルダの整理をすればいいだけかと思いますので、省略します。

 ※現在のグラフィック用のフォルダです。フォルダに放り込むだけなので、本当に楽です。


 
 そして、もう一つ。
 Googleドライブです。
 これは一つは大容量のデータのアップロードに使います。
 スターズ☆ピースのゲーム本体は圧縮して1.3GBとかありましたので、Dropboxでのアップロードとダウンロードは遅すぎました。
 ですので、Googleドライブを使いました。かなり高速です。
 もう一つの使い方は、書類の共有です。
 文書やスプレッドシート(MSでいうワードとエクセル)が共有できます。
 複数人が同じファイルに書き込む可能性がある場合は非常に便利です。
 例えば、キャラクター設定表を書いていて、別の人が上書きして消してしまうといった問題がなくなります。


 と、なんだか便利ツールの紹介みたいになってしまいましたが、

 ・スカイプ
   ⇒打ち合わせなどリアルタイム用
 ・チャットワーク 
   ⇒普段のやりとり
 ・Dropbox
   ⇒ファイルの共有
 ・Googleドライブ
   ⇒大きなファイルの共有
   ⇒共有すべき書類の管理

 この4点をサークルメンバー全員に登録してもらえば、同人ゲーム制作の準備は整ったことになると思います。

------------------------------
※無料版も完全版も配信中です。詳しくはHPへどうぞ!
※11月3日の新潟コミティアに参加します。スペースは14b です。

 

2013年10月27日日曜日

同人ゲームの作り方(平星高校ゲーム制作部編) 第3回

 こんばんは。
 コミックシティスパークお疲れさまでした。

 とはいえ、ブログの方は久々に同人ゲームの作り方です。

---------------------------

3:ディレクターの仕事

 ここまで書き忘れていました。
 同人ゲームの作り方(平星高校ゲーム制作部編)と銘打っていましたが、一般的なディレクター向けの語りになってます。
 うちのサークルは代表とディレクターは違いますし、原案も違うしで、少しややこしいので一般論で書いていきます。
 今後とも読んでくださる際には、覚えておいてください。

 さて、そのディレクターの仕事についてです。
 メンバーが集まりますと、いよいよ制作に入るわけですが、ディレクターはそのまとめ役になります。
 少し詳しく書きますと、この二つの仕事になります。
 ①ゲーム制作の舵を取る
 ②サークルのメンバーが快適に同人活動をできる環境を整える

 ①はみなさんの想像通りの仕事です。
 これまでに企画書を作っているはずですので、ゲームの全体像をもっとも考えている人間としての役割です。
 つまるところ、何を作るかを決める仕事&出来上がってきたものが問題ないかをチェックする仕事です。
 これ以上詳しく書きますと膨大になるので、今後少しずつ触れていくことにします。


 そして、②もしっかり考える必要があります。
 同人ゲーム制作は基本的にはネットを介してのやりとりになるはずです。
 実際に隣にいて、会話しながら作るということはほぼ不可能だと思います。
 ということは、限られた中でしっかりと意思疎通、意識の共有をするのが大切になります。
 これがおろそかになりますと、同人ゲームではよくありますが、メンバーが挫折したり、開発がとん挫します。

 補助的な役割に思えますが、引いては成果に結びつきますので、実に重要です。
 というわけで、次回は②について詳しくお話ししたいと思います。

---------------------------
※無料版も完全版も配信中です。詳しくはHPへどうぞ!
※11月3日の新潟コミティアに参加します。スペースは14b です。

2013年10月26日土曜日

新潟コミティア40情報!

 こんばんは。
 今日も同人ゲームの作り方はお休みさせていただいて、イベントの情報です。

 11/3(日)の新潟コミティア40に参加いたします!
 スペースは 14b です。

 今回も販売するのはスターズ☆ピースのパッケージ版です。
 特典はいつも通りの相関図と缶バッジ×2です。
 ただポストカードですが、今回は無料でお配りしたいと思います。
 上限数はありますけれども、ぜひ、もらいにきてください。

 ポストカードの絵柄は……まだ完成していないので、来週のどこかでお知らせしたいと思います。

 では、来週の日曜日、よろしくお願いします。


 

2013年10月25日金曜日

コミックシティスパーク8


 こんばんは。
 今日は同人ゲームの作り方はお休みさせていただき、
 コミックシティスパークのお知らせです。

 場所を教えてもらってしまいました。
 東6ホール:む40a『Parade Syndrome』(様)です。

 スターズ☆ピースのパッケージ版を販売(委託です)。
 例によって、缶バッジと相関図、そして、コミックシティスパーク限定のポストカードがついてきます。
 そして、やっぱり1500円です。



 どうぞよろしくお願いいたします!


※無料版も完全版も配信中です。詳しくはHPへどうぞ!

2013年10月24日木曜日

同人ゲームの作り方(平星高校ゲーム制作部編) 第2回

 こんばんは。
 第2回です。

--------------------------
 2:メンバーについて

 企画書ができたら、一緒にゲームを作ってくれるメンバーを集めます。
 が、スターズ☆ピースでは元から集まっていたので、語ることはありません……。

 ですので、ここからは推測で。
 昔は募集できる掲示板とかがあったと思いますが、今はどうなんでしょう……。
 ともかく、その際に最高に役立つと思うのが、企画書です。
 そもそもこれがないと何を作りたいのかわかりませんし、同志も集まらないと思います。
 シナリオ重視のゲームでしたら、可能ならば、序盤くらいはシナリオを書いた方がいいと思います。
 より詳しく企画内容について理解してもらえるからです。
 
 注意すべきなのは、序盤と言いつつ、20万文字とか大量に書かないようにすべきです。
 シナリオ書く人間はノリにノって書きまくる場合がありますが、そのボリュームは敷居が高すぎます。
 読むのも大変なので、常識的な量がよろしいかと。
 
 絵を描ける人はゲームのイメージも用意するとなお、よしです。
 企画書はグラフィカルな方が興味がわきますので。

 書き忘れてました。
 出来た企画書は友達(いれば)に見せて、理解しやすいかどうかの観点で意見をもらうのもいいかもしれません。


 自分にできるすべてのことをやったら、後は他の方々の反応を待つのみかと思われます。

 がんばって用意した企画書ですが、やはり企画がクソつまらない場合は人は集まらず、どうしようもないです。
 ただ人が集まらないということはその企画に魅力がなかったとも言い換えることができると思います。
 せっかく書いた企画書ですが、リセットして、今度こそ魅力的なゲームの企画を立てるのがいいと思います。
 22もある工程のうち、まだ2番目なのでやり直すのも簡単ですからね。


 さて、もう一つ重要であろうことは企画書やシナリオ通りのものを作るわけではないと、きっちりお知らせすることです。
 ゲームはチームで作っていくものですので、最初に提案した人間がエラいというわけではありません。
 (できる限り)メンバーひとりひとりの作りたいものを形にしていくべきだと思うからです。
 なので「この企画書は一人で考えたものだから、未完成。サークルのメンバーの知恵を集めて、よりよくしたい」みたいな意思を織り込むと大変よろしいかと思います。

 当然ですが、ゲーム制作に協力してくれるメンバーはとてもありがたく、大切な存在です。
 海よりも深く感謝していいと思います。
 制作を始めれば、痛感すると思いますが、ゲームの完成を信じて絵を描いたり、シナリオを書いたり、音楽を作ってくれたりするのですから。
 へりくだる必要も胡麻を摺る必要もないですが、真摯さと誠実さは絶対に忘れてはいけないと思います。
 みんなの力でゲームを作るんだという精神はいつでもしっかりと持ち続けてください。


 メンバーについてはここまでです。
 今日は絵がなくてすみません。

--------------------------

※無料版も完全版も配信中です。詳しくはHPへどうぞ!
※10月27日のコミックシティスパークで委託で販売してもらいます。が、場所は不明です。よろしくお願いします!


2013年10月23日水曜日

同人ゲームの作り方(平星高校ゲーム制作部編) 第1回

 こんばんは。
 いよいよ始まります同人ゲームの作り方(平星高校ゲーム制作部編)
 第1回です。

----------------------------------------------

 それではいきなり始めたいと思いますが、
 最初に断わっておきます。
 持論がわりと入ったりしております。
 抜いていこうとも考えたのですが、そうすると今回のゲームの作り方がしっかり伝わらないと思いましたので、そのまま残すことにしました。
 異論もあるとは思いますが、気になるお方は流してお読みください。


 1:企画書を書く

 最初は企画書についてです。
 小説ライクなシナリオと絵があるだけのゲームだと不要かと思うかもしれませんが、
 それでもあった方がよろしいかと考えます。
 
 なぜなら、どういうゲームを目指すのか明確になるからです。
 目標をチームで共有する意味でも大切ですし、制作で迷ったときに指針となります。
 
 なので、企画書の程度はどうであれ、まず最初に作っておきましょう。

 スタピーではこんな感じのものが作られました。
 ・仮タイトル (この時はStar's Peace!でした)
 ・シナリオの概要
 ・ゲームの流れ (1話あたりの流れと全体の流れ)
 ・特徴的なシステムについて (聞きこみ、スターポイント、ピース等)
 ・ゲームの特徴にしたい箇所 (逆転裁判っぽい演出。30人のクラスメイト。恋愛の応援)
 ・懸念点 (絵的なインパクトが足りてない等)

 公開するのもはばかられますが、断片的にご紹介。
 エクセルで作ってます。パワポでもいいかもしれません。
 ちなみに企画書は今後、何度かアップデートしていきます。今回のは初回のバージョンのではないため、試作の絵が載ってます。





 最初の企画書ではいきなりちゃんとした絵を載せるのは難しいと思うので(絵を描く技術もないですしね)、フリー素材の背景やキャラクターを活用してイメージ画像を作るのがいいでしょう。

 また他のゲームでもイメージが似たものがあれば、絵や動画のリンクを貼ったりすれば、他の人がイメージを掴みやすくなります。
 スタピーですと、逆転裁判の裁判パートの動画を見てくれと言いました。


 企画書についてはこんなところです。
 説明はあっさり流しましたが、ゲームの軸となるとても大切なところですから、知恵を振り絞って、
 そして、できる限り丁寧に、理解しやすいように作成しましょう。

----------------------------------------------

※無料版も完全版も配信中です。詳しくはHPへどうぞ!
※10月27日のコミックシティスパークで委託で販売してもらいます。が、場所は不明です。よろしくお願いします!

2013年10月22日火曜日

 同人ゲームの作り方(平星高校ゲーム制作部編)

 こんばんは。
 先日、お伝えしたように今日からディレクターが書いた 同人ゲームの作り方(平星高校ゲーム制作部編)を掲載していきます。
 どうぞお付き合いください。

----------------------------------------------

 おはようございます。ほさかです。
 スターズ☆ピースの制作秘話……もといどのように躓き、どうにかつぎはぎ、なんとか完成までこぎつけたかを語る場をいただきました。
 こんな話を読んでおもしろがる人間がいるのかと思いましたが、うちの代表が興味深いと言ってくれたので、採用された次第です。

 プレイ時間20時間強のアドベンチャーゲームを10人ほどのメンバーで2年3か月ほどかけて挫折せずに作り上げた経験は大したことはなくとも、クズな経験ではないと思いますし、
 昨今、同人ゲームの勢いがないと思っているのもまた確かなので、これから同人ゲームを作る人の参考にしてもらうのが最上であり、
 あるいはスターズ☆ピースを遊んでくださった人が中ではこんなことやっていたんだなと違う側面から見てもらうのもまた一興かと思いつつ、
 同人ゲームに興味を持っていただければ、幸いだと思い、始めさせていただきます。


 しかしながら、今回はお品書きの紹介にとどめておこうと思います。

 1:企画書を書く
 2:メンバーについて
 3:ディレクターの仕事
 4:便利なツールを揃える
 5:初めての打ち合わせ~ルールを決める
 6:やりたいことを話し合う~企画の決定
 7:仕様を決める
 8:アプリを活用する
 9:できることを話し合う
 10:ざっくりとしたスケジュールを立てる~ゴールを決める
 11:詳細なスケジュールを立てる
 12:ワークフローについて
 13:それぞれの制作・シナリオ
 14:それぞれの制作・キャラクター
 15:それぞれの制作・背景
 16:それぞれの制作・スクリプト
 17:それぞれの制作・UI
 18:それぞれの制作・BGMとSE 
 19:タスクの管理~定例報告
 20:マイルストーンの達成
 21:デバッグ
 22:完成


 ざっと目次を作っただけで、22項目もあったので、先が思いやられてきました。
 3番目くらいで挫折したらごめんなさい。すみません。と先に謝り倒しておきます。

 ただこれを見ただけでも個人で作る同人誌とは違いチームで作る同人ゲームの苦労が推察できそうなものです。
 それでも闘志を燃やしてゲームを作りたい!と思う方は私の力(モチベーション)が尽きるまでお付き合いいただければ幸いです。
 スターズ☆ピース本体にしか興味ない方は流し読みしてください。

 では、明日から頑張ります。

----------------------------------------------

※無料版も完全版も配信中です。詳しくはHPへどうぞ!
※10月27日のコミックシティスパークで委託で販売してもらいます。が、場所は不明です。よろしくお願いします!

2013年10月21日月曜日

コミティアお疲れさまでした。そして、次はコミックシティスパーク8

 こんばんは。
 昨日はコミティア106お疲れさまでした。
 おかげさまでサンクリの3倍ほど手に取っていただけました。

 

 スペースはこんな感じでした。
 ほぼいつも通りですね……。


 次のイベントは10月27日のCOMIC CITY SPARK8です。
 が、委託でございます。
 そして、うちのサークルのメンバーが個人で行っている二次創作の隅っこにおいてくれるそうです。
 しかも、スペースの番号を教えてくれないので、どこで売られるか微塵も検討つきません。

 缶バッジも男の子キャラばかり持っていきますので、どこかで見かけましたら、声をかけてあげてくださいませ。

 よろしくお願いします。


 さて、ネタがないと先日申しましたが、見つかりました。
 同人ゲームの作り方(平星高校編)
 です!
 明日あたりからディレクターがいろいろ書いたのを掲載していこうと考えています。
 というわけで、楽しくないかもしれませんが、お楽しみに。



※無料版も完全版も配信中です。詳しくはHPへどうぞ!
※10月27日のコミックシティスパークで委託で販売してもらいます。が、場所は不明です。よろしくお願いします!

2013年10月19日土曜日

明日はコミティア

 こんばんは。
 いよいよ明日はコミティア106です。
 コミティアはオリジナルものばかりなので、とても楽しみにしています。


 で、更新しようと思ったものの、何の新情報もございません。
 今週頭に公開しましたポストカードをでかでかと印刷しましたので、それを目印にお越しいただければと思います。

特典のポスカにしようと思ったけど、ボツになった金原

 ……実はブログのネタがなくて困ってます。
 今日は金原の落書き且つボツになった絵でごまかしましたけれども……。
 (受かれば)冬コミまではがんばろうと思ってますので、何か毎日のように更新してほしいネタがございましたら、要望してくださいませ。


※無料版も完全版も配信中です。詳しくはHPへどうぞ!
※10月20日のコミティア106はひ04aです。よろしくお願いします!

2013年10月11日金曜日

コミティア106情報!!

 こんばんは。
 今日はあと1週間とちょっとに迫ってきましたコミティア106の情報です。


 例によって、発売しているものは変わりなく……

 スターズ☆ピース パッケージ版











 1500円です。


 さらに特典としまして……

 ①相関図











 ②缶バッジ 2コ











 ③コミティア106限定ポストカード





















 がついてきます!

 ③が描きおろしの新規のものになります。
 もう秋なので、夏服は寒そうですが、あまり細かいことは気にしないほうがいいです。


 場所は「ひ04a」でお待ちしております。
 よろしくお願いします!

 

2013年10月7日月曜日

サンクリ61ありがとうございました。

 こんばんは。
 昨日はお疲れさまでした。
 お買い上げいただいた方、ありがとうございました。
 オリジナルもののゲームはわりと閑古鳥が鳴いてましたが、無事終了しまして、一安心です。

 ちなみにスペースはこんな感じでした。






















 次回はコミティア106です。
 次もこんな感じでいると思いますので、コミティアに参加される際にはぜひお越しください。
 特典のポストカードの絵柄は変わりますので、できましたら、またご紹介いたします。


 
※無料版も完全版も配信中です。詳しくはHPへどうぞ!
※10月20日のコミティア106はひ04aです。よろしくお願いします!

2013年10月5日土曜日

いよいよサンクリ61

 こんにちは。
 明日に向けて、準備万端になりました。
 あとは入場チケットさえ忘れなければ、大丈夫に違いありません。

 というわけで、明日はサンクリ61です。
 Bホール/ク02bです。

 特に目新しい情報はないんですけど……




 時間がなかったので、わりと簡単にですが、ペーパーも作りました。
 サンクリ15周年ということで、ペーパーラリー仕様になってます。
 
 1500円のパッケージ版特典3つ付きを買わずとも、ぜひペーパーを取りにお越しください。
 明日、楽しみにしています!


※無料版も完全版も配信中です。詳しくはHPへどうぞ!

2013年10月4日金曜日

パッケージ版特典情報その3

 こんばんは。
 サンクリまであと2日!になりましたね。

 今日は特典情報その3をお知らせします。
 とはいえ、まだブツは受け取れておりませんので、うちで印刷したイメージです。

 
 2年F組の相関図です……!
 登場人物が多いので、初プレイの方々にはこれを片手に見てもらいながら、楽しんでもらえればと思って作りました。
 しかも、敢えてわら半紙で印刷してもらってます。
 高校の安いプリントっぽさを目指してます。
 くしゃくしゃっとなりやすく、また水にも弱いです。
 当日、買ってくださった人は、なにとぞご注意ください。


 これですべての特典の紹介はおしまいです。
 一応、明日も更新します。
 が、4つめの特典があるわけでもないので、ネタは特にないですが。


※無料版も完全版も配信中です。詳しくはHPへどうぞ!
※10月6日のサンクリ61はBホール/ク02bです。よろしくお願いします!
 

 

2013年10月2日水曜日

パッケージ版特典情報その2

 こんばんは。
 今日もパッケージ版の特典のお知らせです。

 3つの特典の中ではこれが最も高級品です。


 缶バッジです!
 これまた作ってみたいから作っただけです。
 全11種あります。
 さすがに30種は作れませんでした。

 パッケージ版を購入いただいた方にはいずれか1つお付けします。
 自由に選んでもらえますけれども、お目当てのキャラクターがなくなっちゃったらすみません。

 割と用意しましたので、先着50名さまにはさらにもう1つプレゼント
 ……というか、そもそも50人も買ってくれる人がいるか甚だ疑問ですが。

 と、まあ、ともかくぜひサンクリに来ていただき、ついでに平星高校ゲーム制作部までお越しいただけると幸いです。

 最後の特典の情報は明後日お知らせしたいと思います。
 ちなみにまだ届いてないので……間に合えばいいなぁ……。


※無料版も完全版も配信中です。詳しくはHPへどうぞ!
※10月6日のサンクリ61に参加します。Bホール/ク02bです。よろしくお願いします!